|
|
呟き3
ある夏の日。
停車した列車の中から顔を覗かせて、
何も考えずにホームの先を眺めていると、
過ぎ去った子供の頃の記憶が蘇ってくる。
暑い真夏の日差し。
抜けるような青い空。
いなかへ帰るバス停に、
草の生い茂った道端に、
心浮かれた僕がいた。
のぼせている訳ではないのだが、
心はウキウキと晴れ渡る。
いつの頃からか、
こんな日が僕の生活の中からは消えていた。
成長したなんて言葉では、
取り返しのつかない何かを、
僕は失ってしまったような気がする。
地位や名誉など、
もともと欲しがっていたわけじゃない。
他人や社会とのこだわりの中で、
いつの間にか自分を縛り上げていったのだ。
子供の頃、小さな胸で感じたこと。
それが、人として生きるための、
指標だったのではなかろうか。
|
|
|
|
自由を求めて空翔る魂の1/3(ヤブの独り言)
by yub1earth
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
メモ帳
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|